2013年9月16日月曜日

韓国製対潜水艦魚雷 実弾試射失敗=量産再開は不透明

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聨合ニュース  2013/09/15 11:16
http://japanese.yonhapnews.co.kr/Politics2/2013/09/15/0900000000AJP20130915000400882.HTML

韓国製対潜水艦魚雷 実弾試射失敗=量産再開は不透明

【ソウル聯合ニュース】
 相次ぐ試験発射の失敗で設計ミスの可能性が指摘されてきた韓国製対潜水艦魚雷「ホンサンオ(赤いサメの意)」が、
 先ごろ実施された
 最終実弾試験発射でも1発が標的を命中できなかった
ことが15日、防衛事業庁関係者の話で分かった。

 7月から東海上の海軍艦艇からホンサンオの演習弾2発と実弾2発の試射を行った結果、今月11日の最終試験で実弾1発が標的を打撃できなかった。
 4発全てが命中した場合はホンサンオの量産が再開される可能性が高かったが実弾の試射が失敗したため、同庁は追加の検討作業を経て量産再開の可否を判断する予定だ。

 ホンサンオは、国防科学研究所が2000年から9年間にわたり1000億ウォン(現在のレートで約91億4000万円)を投じて開発した射程20キロの対潜水艦魚雷。
 水中で発射される一般の魚雷とは異なり、ロケット推進装置により空中から撃ち込まれ、目標物を打撃する。
 全長5.7メートル、直径0.38メートル、重さ820キロで、1発の価格は約18億ウォンに上る。

 2010年から50発余りが実戦配備されたが、昨年7月に実施された性能検証のための試射で目標物に命中できずに流失した。

 これを受け、昨年9月から今年2月まで、品質確認のための射撃試験を実施したが、演習弾5発と実弾3発の計8発のうち命中したのは5発(命中率62.5%)にすぎず、「戦闘用適合基準」を満たすことができなかった。
 同基準を満たすには命中率が75%を超えなければならない。

 7月から実施した試射では命中率75%を超えたが、射撃試験の8発を合わせた12発の命中率は66.7%で、このうち実弾の命中率は40%にとどまり、同庁は量産再開に踏み切れずにいる。



朝鮮日報 記事入力 : 2013/09/16 09:02
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/09/16/2013091600570.html

韓国軍:命中率4割の対戦魚雷、量産化を再度保留

 韓国製の対潜水艦魚雷「ホンサンオ(赤いサメの意)」が、実弾射撃試験で相次いで問題が生じたため、量産化の決定が再び保留されることとなった。

 軍は今年7月から今月11日にかけ、東海(日本海)上の海軍艦艇からホンサンオの演習弾2発と実弾2発の試射を行った。
 その結果、演習弾2発と実弾1発は標的に命中したが、残る実弾1発は命中しなかった。

 ホンサンオは昨年10月から今年2月にかけ実施した射撃試験で、計8発のうち5発だけが命中し、命中率は62.5%にとどまった。
 問題となったのは実弾射撃だ。演習弾は5発のうち4発が命中したが、実弾は3発のうち1発が命中しただけだった。
 軍当局はこの原因を解明するのにも失敗した。軍は一部の性能を改善し、今回4発の射撃試験を行ったが、またも1発が標的に命中しなかった。

 2回にわたる射撃試験の結果、12発のうち8発が標的に命中し、命中率は66.7%となった。だが、実弾は5発のうち2発が命中しただけで、命中率は40%にとどまった。

 軍の関係者は
 「2回にわたる射撃試験は、命中率とは関係なく、品質の改善が目的だったが、依然として実弾射撃で問題が生じたため、直ちに量産化を決定するのは困難な状況だ」
と語った。

 ホンサンオは国防科学研究所(ADD)が1000億ウォン(約90億8650万円)の費用を投じて開発した、射程距離20キロの対潜水艦魚雷だ。
 ミサイルのように垂直発射装置から発射され、十数キロ飛行した後、水中に突入して潜水艦を攻撃する仕組みだ。




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