2013年9月12日木曜日

韓国キムチ、世界無形文化遺産か:日本ならどら焼きでドラえもんが世界遺産?

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●12日、韓国の食文化を代表する「キムチ」を、韓国政府が世界無形遺産としてユネスコに申請中であることがわかり、日本や中国でも話題となっている。


レコードチャイナ 配信日時:2013年9月12日 14時30分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76701&type=0

キムチを世界遺産に…「たかが漬物ごときで」「美容整形も申請しなよ」とやゆが殺到―中国版ツイッター

 2013年9月12日、韓国の食文化を代表する「キムチ」を、韓国政府が世界無形遺産(無形文化遺産)としてユネスコに申請中であることがわかり、日本や中国でも話題となっている。
 結果は今年12月にも発表される予定だ。

 白菜などの野菜を中心としたさまざまな食材を唐辛子やニンニクなどで漬け込み、多くの場合は発酵させて食する漬け物「キムチ」。
 韓国・聨合ニュースによると、韓国文化体育観光部は今月10日付で、世界無形遺産への申請可否が12月にも決定される見通しであることを発表した。
 世界無形文化遺産は民族文化や伝統芸能などを対象としたものであり、韓国政府は「キムチとキムジャン(キムチの漬け込み)文化」として申請する。

 “中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトでも、この話題が沸騰している。
 食文化については特に自負のある中国人のこと、「たかが漬け物ごときで世界遺産に申請するな」といったやゆのコメントであふれている。
 以下は寄せられた投稿の一部。

●.「だったらば、中国の餃子や月餅、チマキ、豆腐、ビーフン、ラーメン、肉まん…なんでも世界遺産に申請できるじゃないか。
 どれをとっても悠久の歴史があり、広範囲に普及しているものだし、文明や文化を豊かに反映した食品ばかりだが?」
●.「おい、それだったら中国にもザーサイという立派な漬け物がありますが?」
●.「キムチごときでこんなに大騒ぎか。
 僕らと比べたら…あーあ!」
●.「なんとキテレツなニュース!
 韓国はほかに誇れるものがないのだろう。
 漬け物を文化と位置づけて世界遺産に申請するなんてね!」
●.「あいつらにはキムチしかないんだよ。
 そのキムチですらちっともおいしいと思えないのだが。
 生活の苦しい人が食べるようなイメージ」

●.「それよりも『美容整形』を申請したらどう?
 大した歴史も持たない国で、過去のことばっかり考えてもしょうがないだろう?」
●.「さあ日本よ、君らも『AV』を世界遺産に申請する時が来た」

●.「中国の世界遺産はどこもかしこももうけ主義で、実体がない。
 しかし、韓国は文化的な含みを主眼に置いているようだ。
 韓国をあざ笑うな、これは僕ら自身のことを省みる機会だ」



サーチナニュース  2013/09/11(水) 16:25
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0911&f=national_0911_056.shtml

韓国キムチ、まもなく世界無形文化遺産入りか=中国報道

  中国メディア・新華社は10日、今年12月に行われるユネスコ世界無形文化遺産委員会にて韓国のキムチとキムチ文化が同遺産入りを果たす可能性があると報じた。

  記事は、12月2日よりアゼルバイジャンのバクーで開かれる第8回世界無形文化遺産委員会での同遺産入りに向けて、韓国がキムチとキムチ文化の遺産認定申請を提出したと伝えた。

  韓国からの申請を受け、同委員会が審査グループ委員会を通じてキムチとキムチ文化が無形文化遺産の資格を有しているか調査を実施中であると紹介。
 審査グループ委員会の評価が無形文化遺産委員会に渡されたうえで、最終的に12月の会議によって無形文化遺産入りが実現するかどうかが決定すると解説した。

  記事はまた、遺産入りの実現に向けて韓国の文化財保護財団が今月26日に世界各国の専門家を招いて「キムチと越冬キムチ文化」という国際シンポジウムを開催するなど、積極的なアピール活動を展開していることを併せて伝えた。

  韓国によるキムチおよびキムチ文化の無形文化遺産申請を巡っては、2011年に同国文化財庁が遺産登録計画を発表、取り組みを開始した。
 その際には韓国料理を世界5大料理の1つとする目標も立てられた。



サーチナニュース  2013/09/11(水) 20:01
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0911&f=column_0911_026.shtml

韓国政府がキムチを世界無形遺産に申請していた! 
審査結果は2013年12月

  韓国の代表的な食べ物といえばやはり「キムチ」。
 キムチは、唐辛子やニンニクなど複数のスパイスでつけた白菜の漬物で、韓国人なら外国に行っても食べないと気がすまないというほど。
 まさに韓国のソウルフードだ。

  そんな韓国文化と切っても切れないキムチを、韓国政府は世界無形遺産(無形文化遺産)としてユネスコに申請していた。
 キムチが無形文化遺産になるのかどうか、その結果は2013年12月に判明するという。

●・キムチを無形文化遺産に申請
 キムチの無形文化遺産への登録申請について報じたのは韓国の聨合ニュースだ。
 報道によると、9月10日に韓国の文化体育観光部が、キムチの無形文化遺産への登録の可否は、12月2日~8日にアゼルバイジャンで行われる「第8回無形文化遺産委員会」で決まると発表したそうだ。

●・無形文化遺産とは?
 無形文化遺産とは、ユネスコの事業のひとつだ。
 有形の文化財を保護する「世界遺産」に対し、無形文化遺産は民族文化や伝統芸能など無形のものの保護・継承を目指している。
 日本ではこれまでに無形文化遺産として、歌舞伎や雅楽、祇園祭の山鉾行事など祭礼や伝統芸能、伝統工芸など20項目以上が登録されている。

●・韓国は「キムチとキムジャン文化」として申請
 そこで気になるのはキムチの審査ポイントである。
 聨合ニュースによると、今回、無形文化遺産へは「キムチとキムジャン(キムチの漬け込み)文化」として申請するそうだ。

  キムジャン文化とは、韓国で本格的な冬を迎えるまでに一斉に大量の越冬用キムチを漬ける行事である。
 言わば、韓国の冬の風物詩だ。

●・審査結果は2013年12月
 無形文化遺産は、申請後、委員会の審査を経て、登録(inscribe)、情報補完(refer)、登録不可(nottoinscribe)に区分される。

  韓国ではキムチの無形文化遺産登録への支援の一環として海外の専門家を招いた国際シンポジウムを開催する予定だ。
 果たしてキムチは人類の無形文化遺産になることになるのか?
 12月の審査結果に注目である。

参照元:聨合ニュース(韓国語)


 日本ならさしずめ「どら焼き」で、「ドラえもん」文化になるのだろうか。


レコードチャイナ 配信日時:2013年9月10日 18時0分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76620&type=0

<中華ボイス>
五輪招致大使のドラえもんお疲れ様!「藤子先生もきっと喜んでいる」―ネットユーザー


●10日、中国のネットユーザーは日本の五輪招致成功に対し、「おめでとう。そして五輪招致の親善大使を務めたドラえもんもお疲れ様。2020年の東京五輪ではきっとたくさんのドラえもんに会えるに違いない」と祝意を表した。写真は中国ネットユーザーの書き込み。

 2013年9月10日、東京の2020年五輪招致に当たり、世界的に有名なキャラクター、ドラえもんも親善大使としてPRを行った。
 中国のネットユーザーは日本の五輪招致成功に対し、ネット上にコメントを書き込んだ。

 ネットユーザーは
 「おめでとう。
 そして五輪招致の親善大使を務めたドラえもんもお疲れ様。
 生涯世界平和を願っていた藤子・F・不二雄先生も、自身の生誕80周年の年に2度目の東京五輪開催が決定し、きっと喜ばれていることだろう。
 2020年の東京五輪ではきっとたくさんのドラえもんに会えるに違いない」
と東京の五輪招致成功に祝意を表した。

 

レコードチャイナ 配信日時:2013年9月13日 11時20分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=76729&type=0

「キムチ」の世界遺産登録に向け、韓国が白菜の英語名を変更
=中国の要素を排除―中国メディア

●12日、中国広播網によると、韓国政府は「キムチ」を世界無形遺産(無形文化遺産)に申請中で、同国の関連部門は申請に伴い、白菜の英語名を、「Chinese Cabbage」から「Kimchi Cabbage」に変更した。資料写真。

 2013年9月12日、中国広播網によると、韓国政府は「キムチ」を世界無形遺産(無形文化遺産)に申請中で、同国の関連部門は申請に伴い、
 白菜の英語名を、「Chinese Cabbage」から「Kimchi Cabbage」に変更した。

 韓国は今年2月からキムチの世界無形遺産登録に向け準備を進めてきた。
 今月10日には、韓国文化体育観光部が12月にも申請の可否が決定される見通しであることを発表。

 報道によると、韓国のキムチは中国から伝わった白菜の漬物を起源に発展したもので、韓国のキムチの世界無形遺産登録に中国で論争が勃発している。
 以下は庶民の声。

●.「韓国人を相手にしてはいけない。彼らの考えは理解できない」
●.「それだけ韓国人が中国の文化を崇拝しているということだ」
●.「中国はもっと自国の伝統文化をアピールすべきだ」

 このほか、中国にゆかりのある文化で、韓国は「江陵端午祭」の世界無形文化遺産の申請に成功しており、当時中国から批判の声が多く聞かれた。
 さらに、2008年には韓国が中国の書道に当たる「書芸」を無形文化遺産に申請すると伝えられ、中国の書道界から反発の声が上がった。


 これは相当に無理がある。
 社会通念を否定する韓国として世界から嫌がられることにもなる。
 「Chinese Cabbage」はいまや外国のスーパーマーケットでもそう表示されているものであり、それをいまさら変更と言われても困るだろうな。
 「白菜漬物」が「キムチキャベツ漬物」ではあの「白さのイメージ」がでてこない。
 ちなみに梨は「Nashi」と表示されている。



サーチナニュース  2013/09/27(金) 11:31
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0927&f=national_0927_026.shtml

キムチ宗主国の地位揺らぐ…日本への輸出減少、中国はゼロ=韓国

  韓国農水産食品流通公社は26日、国会に提出した国政監査資料で、2013年1-8月のキムチの貿易赤字が83億ウォン(約7億6000万円)に上ることを明らかにした。
 複数の韓国メディアが報じた。

  資料によると、韓国産キムチの輸出額は6095万ドル(約60億3000万円)で、キムチの輸入額は6862万ドル(約67億9000万円)だった。
 輸出額は前年同期より14.2%減少したが、輸入額は12.4%増加していた。
 キムチの貿易赤字は、2010年以降4年連続という。

  韓国産キムチは大半が日本に輸出されているが、長引く円安の影響により、輸出額は前年同期より20.1%減の4580万ドルとなった。

  中国への輸出は、10年が37万8000ドル、11年が23万5000ドル、12年が1万5000ドルと減少し、今年は輸出実績が“ゼロ”となった。
 対中輸出が中断したのは、中国政府が韓国産キムチに対して国際食品規格を適用せず、
 「大腸菌群数は100グラムあたり30個以下」
とする独自の衛生基準を適用したことによる。

  一方、中国産キムチの輸入額は09年の6633万ドルから12年は1億1082万ドルと、3年間で67%増加した。

  イ議員は、輸出先を日本だけでなく欧米市場にも拡大したり、低価格な中国産キムチに対抗できる高品質なキムチを販売するなど、貿易赤字を減らすための努力が必要だと主張した。



「人民網日本語版」 2013年10月25日
http://j.people.com.cn/94473/8436945.html

珠算、和食、キムチ 無形文化遺産登録が濃厚




 韓国のキムチのほかに、日本の和食や中国の珠算も登録が有力視されている。
 無形文化遺産への登録は、何を意味するのだろうか?

 第8回無形文化遺産委員会が今年12月、アゼルバイジャンの首都バクーで開催され、ユネスコ無形文化遺産のリストを発表する。
 メディアが事前に入手した情報によると、今年提案された31件の無形文化遺産のうち、23件が「記載勧告」に、7件が「不記載」、1件が「情報照会」となった。
 日韓の関連部門は、日本の「和食」と韓国の「キムチとキムジャン(越冬用キムチの漬け込み)文化」が「記載勧告」とされたことを発表した。
 これまで「記載勧告」とされた項目の登録が委員会によって否定されたことはなく、和食とキムチの登録がほぼ確実となった。
 その他にも、中国の「珠算」が「記載勧告」とされた。杭州日報が伝えた。

 ◆日本の和食、自然の美を体現

 和食は日本料理のことで、米や麺を中心とし、新鮮な魚介類や日本酒をセットにすることが多い。
 日本が和食を推薦したことには、次の三つの理由がある。
(1).食材が新鮮・豊富で、自然環境から得られる。
(2).盛り付けが自然の美を体現しており、特色がある。
(3).日本人の自然を尊重する精神を示しており、毎年実施される儀式・風俗(正月、田植え、収穫などの伝統的な活動)と密接に関連している。

 日本政府は近年、全力を尽くし本国の料理を世界に紹介しており、
 人気料理番組「料理の鉄人(アイアンシェフ)」を海外で放送している。

 福島原発事故の影響を受け、日本政府は和食の無形文化遺産申請により、食料安全の懸念を払拭し、国際的なイメージを再構築しようとしている。

 現在までに無形文化遺産に登録されている食べ物には、
フランスの美食術、
スペイン・イタリアの地中海料理、
メキシコ料理、
トルコの麦かゆ食
がある。

 ◆中国の珠算、抽象的な数を直観的に

 珠算は程大位(1533―1606)抜きでは語れない。
 程大位は中国古代の有名な珠算家で、40年間の研究により「算法統宗」を著し、珠算の普及を促し、中国の珠算を世界に普及させた。
 日本は程大位を記念するため、毎年の8月8日をそろばんの日としている。

 情報化時代の今、そろばんという古い計算道具は人々の前から姿を消そうとしている。
 しかし英インデペンデント紙は、「そろばんによる足し算の速度は、現在も電卓を上回る」と指摘した。
 同紙はかつて世界を変えた101の小発明を選出したことがあるが、そのうち中国のそろばんが首位を獲得した。

 珠算の意義は、単純な「速度」だけではない。
 珠算は視覚・聴覚・触覚など、多くの感覚器官の参与により、抽象的な数字を直観的な「珠の並び」に変えることができる。

◆無形文化遺産登録の条件とは?

 無形文化遺産の審査は、1998年のユネスコ執行委員会で議決された。
 これには主に口頭伝承無形の文化が含まれ、
 申請は次の三つの条件を満たす必要がある。
(1).歴史・文化・科学的価値を持つ。
(2).絶滅の危機に瀕している。
(3).保護計画が制定されている。

 現在298件の世界無形文化遺産のうち、中国が37件で最多となっている。

 無形文化遺産は民族の身分を示す象徴であり、人々に喜びと楽しみをもたらす壮大な絵画でもある。
 無形文化遺産への登録は、その優秀な資源が国際的基準に基づき永久に保護されることを意味する。
 また知名度を大幅に高め、経済的収入を創造し、関連産業の発展を促すことも可能だ。

 当然ながら、無形文化遺産に登録されたからといって、「金のなる木」になれるわけではない。
 ユネスコの登録申請制度を見ると、無形文化遺産の救済・保存・保護・復興がその目的とされている。

 今回世界の46件の文化遺産が、ユネスコに登録を申請した。
 そのうちアゼルバイジャンの伝統馬術、ボツワナの部落の伝統舞踊、コートジボワールの部落の音楽、グアテマラの祭り・儀式、インドネシアの伝統的な紡績術、モンゴルの書芸などが、緊急保護の必要な文化遺産とされた。
 委員会は12月2日から8日にかけて開かれる年次総会で、最終決定を下す。